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①ワンコインデコーダXとは

 自作DCCデコーダとして長らくご愛顧いただいた「ワンコインデコーダ6」の後継モデルとして、新世代のデコーダ「ワンコインデコーダX(テン)」を公開します。

 心臓部となるマイコンには、数十円という超低価格でありながら高い処理能力を持つRISC-Vマイコン「CH32V003」を新たに採用しました。これまでの「安価にDCCを楽しむ(ワンコイン)」というコンセプトはそのままに、より高度で滑らかな制御が可能になっています。

用途で選べる3つのラインナップ

 ワンコインデコーダXでは、組み込む車両や目的に合わせて以下の3種類をラインナップしています。

 三者三様ですので、ご自分のご使用用途にあったデコーダを選定してください。

ワンコインデコーダX
  • モーター出力1回路、ファンクション出力2回路
  • モーター制御と前照灯・尾灯向けのファンクション出力2回路を備えたベーシックなデコーダです。まずはここから始めるのがおすすめです。
  • CVを変更することで両極性Fxデコーダにもなります。
  • 書き込むソフトの変更でポイントデコーダとしても利用可能です。
  • 自作用の部品、プリント基板を頒布しています。
ワンコインデコーダX FL
  • ファンクション出力4回路
  • モーター制御を持たない、ライト制御に特化したデコーダです。先頭車のヘッドライト・テールライトや、室内灯のコントロールに最適です。
  • 自作用の部品、プリント基板を頒布しています。
ワンコインデコーダX Plus
  • モーター出力1回路、ファンクション出力6回路
  • モーターの回転状態を検知して電圧を自動補正する「BEMF(Back-EMF:逆起電力)機能」や、ファンクション出力を6回路搭載したハイエンドモデルです。
  • 部品が微細でハンダ付けが困難なため、完成品のみの頒布です。(準備中)

失敗を防ぐ「専用書き込み&動作確認基板」

 自作デコーダで一番多いトラブルは、「車両に組み込んだ後に動かない(原因が分からない)」ことです。
 ワンコインデコーダXでは、製作の成功率を劇的に上げるために「ソフトウェア書き込み&動作確認用基板」をご用意しました。

ワンコインデコーダX Test Board
  • これ一枚で「マイコンへのソフト書き込み」「デコーダの動作確認」を行うことができます。
  • 基板上のスイッチを切り替えることで「X」「X FL」「X Plus」の3種類のデコーダの「書き込み」「動作確認」に対応しています。
  • デコーダ基板との接続に「コンスルー」を採用し、安定的な導通接触が期待できます。
  • 車両に搭載するまえに、CV値の変更による動作の確認をLED表示にて行うことができます。

 デコーダを車両に組み込む前に、この基板上で「ソフトの書き込み → LEDやモーターの動作テスト → 初期アドレス(CV)の設定」までをすべて完了させることができます。動作確認された状態のデコーダを車両に組み込めるため、初心者の方でも安心して確実な製作が可能です。

製作のすすめ方(ステップ)

ワンコインデコーダXの製作は、以下のステップに沿って進めてください。各ページで詳細な手順を解説しています。

ワンコインデコーダとは

デコーダの種類や製作の流れを把握

準備・部品リスト

必要なパーツと工具を揃える

組み立て

デコーダ本体と確認用基板の組み立て

ソフトウェア書込・動作確認

マイコンにソフトウェアを書き込み後、専用基板で動作確認

車両への組み込み・配線

デコーダ別、車両への搭載方法

CV設定

CV変更によるデコーダ機能の変更

部品頒布のご案内

 本プロジェクトで使用するプリント基板や部品については、皆さまの自作をサポートするために頒布を行っております。

【重要】ご利用にあたって

・ソフトウェア、ハードウェア設計データ、および頒布品をご利用になる前に、必ず「利用条件・ライセンス・免責事項」のページをお読みいただき、ご同意の上で自作をお楽しみください。

・皆様の自己責任(Use at your own risk)と相互協力のもとに成り立っています。